自然の恵みに後押しされた一年

青森県産米は「青天の霹靂」が話題を独占しましたが、作付けが出来ない地域という厳しい自然環境の中で、青天の霹靂を超える食味の米を作ろう!の意気込みで始まった27年産の米作りでした。長年続けてきた土づくりで土も肥え、加えて天候にも恵まれたお陰で…

自然の恵みに後押しされた一年

青森県産米は「青天の霹靂」が話題を独占しましたが、作付けが出来ない地域という厳しい自然環境の中で、青天の霹靂を超える食味の米を作ろう!の意気込みで始まった27年産の米作りでした。長年続けてきた土づくりで土も肥え、加えて天候にも恵まれたお陰で…

大豆刈り取り

大豆刈り取り専用のコンバインです。前に付いている大きな車輪で刈り取り、お腹の中で叩くようにしてサヤから豆だけをはじき出すようになっているのだそうです。 何とも優れもので、ご覧のようにサヤ、茎と豆をきれいに分別します。素人目には稲用コンバイン…

今年も美味しいお米が出来ました

9月17日から始まった稲刈りでしたが、10月に入ると稲刈りに出ると雨に降られ、お天気が良い日はコンバインが故障したりで10月15日やっと終わりました。 出穂期の8月上旬から中旬の気温・日照時間は平年を上回って経過しました。登熟には気温の寒暖差が必要で…

稔りの秋

9月17日、稲刈りを始めた途端雨が降り、2日も続いてすっかり出鼻を挫かれちゃいました。 今年も齊藤さんがコンバインのオペレーターで藤本さんがサポート。作業しやすいように隅を鎌で手刈りしたりと、いつもながらの名コンビ。籾の黄化状況を見ながら適期…

田んぼの生きもの探検

水の上をスイスイ泳げる秘密は足の先に細かい毛がたくさん生えていて、その先から油のような物質が染み出ているからのようです。でもこんな小さい体で害虫を食べるなんてねえ。 1980年代あたりから野生のメダカが各地で減少し始め、1992年には絶滅危惧?類に…

好天に恵まれ草の生育も絶好調

農薬・化学肥料不使用の田んぼではお馴染みの「コナギ」。これでも歩行式除草機を2回掛けたんですけど・・株の中にはおじゃま虫のヒエも元気です。 土を攪拌しながら株元に寄せる、大豆の中耕培土作業。倒伏防止と雑草抑制効果のために行います。それと根元…

大豆の種蒔き

減反の大豆作付けは同じ場所で作り続けると「いや地」現象で土の微量要素が少なくなり、病害虫や雑草で手に負えなくなり減収となる、稲作にはない連作障害を起こします。(稲は用水を張って作るので連作障害はないのです。) 大豆から稲作に変えると、大豆が…

乾田直播→「かんでんじかまき」と読みます

麦や大豆と同様に、乾いた田んぼに直接種もみを播いていきます。この作業械一台で土を細かく砕いて整地し、種もみを蒔いて鎮圧していきます。この鎮圧が弱いと大事な毛管現象が起こらず、種子が乾いて発芽しません。毛管現象によって地下の水を吸い上げ、地…

田植え準備

明後日、5月15日からついに田植えが始まります。 それに合わせて、今日は準備を進めていました。 ハウスから大きく育った苗を運び、トラックにつけて田んぼへ行きます。ハウスで苗に水をあげていた藤本さんは、米作りで一番大変なことは何かと聞いたところ、…

5月に入り、大型連休も明けましたが、お米作りは毎日こつこつと作業を続けています。 直播きの作業は、6日の午前中でおわりました。 種籾を直接田んぼに撒く栽培方法です。 芽がちゃんと出るか、これから心配な日々が続きます。 こちらは無農薬栽培米です…

27年産米作りのスタート

「農薬を使わない種子消毒法」にはご覧のようなお風呂?を使います。温度とお湯に浸かっている時間が重要なので、タイマーとお知らせブザー、更にはこれでもかと回転灯まで点灯します。 品種毎に袋の色を変えています。袋に入れ過ぎは消毒効果の低下や発芽ム…

おはようございます。今日はあいにくの雨模様で肌寒いですが、ハウスの中では順調に苗が育ってきていました。 ハウスもたくさん並ぶと趣があるように感じられます。 このハウスの中には、4月8日に種を蒔き、4月11日にハウスの中にいれて育て始めた苗が並んで…

日差しが暖かい日が増え、段々と春らしくなってきました。 会社の外にはたくさんの鳩がやってきて、こぼれたお米を食べています。 鳩にも味がわかるのでしょうか…。 人が近づいて逃げていっても、屋根の上からじっと隙をうかがっているようです。今日もみん…

味むらの無いお米をお届け

田んぼ毎の食味を把握 私どもでは稲刈り後に大事な仕事があります。同じ栽培方法で、同じ品種でも食味まで同じという訳にはいきません。まして地域の農家さんから仕入れた慣行栽培のお米なら尚更のことです。 穀粒判別器で玄米の品質を、食味計では美味しさ…

無事に刈り取り終了

名オペレーターの齋藤、三上です。無農薬の田んぼでは邪魔な草をどかすためにコンバインから降りたり乗ったりで筋トレ状態だったとか。長丁場本当にお疲れ様でした。 農産物検査員荒関が見た26年産米 地域の慣行栽培は多収狙いで化学肥料のやり過ぎにより品…

刈取適期の見分け方って?

お天道様に勝るものはなし

出穂初期の八月十日から台風の影響による強いヤマセ(東風)が吹き、その後吹き返しの西風。更に不稔障害の目安とされる最低気温20℃を下回る日が五日程続きました。黒ずんでいる穂が怪しげです。 刈り取ってみないと不稔の割合は分かりませんが、圃場によっ…

大雨による大豆の被害を更に大きくしたポンプの故障

八月五日から降り始めた雨が夜には二時間で170mmを記録。 大豆畑の地域の排水ポンプだけがエンジントラブルで機能せず、そのために大豆は水面下に。 せっかく花芽がついたのに泥まみれとなり枯死。どこを見ても豆の姿は見当たりません。皆無作です。 全部で1…

無農薬のお米のために

除草効率アップの為に

百十三年ぶりの記録的な少雨 〜昨年四月の降水量は80?。今年の四月は11?!!〜

昨年とはうって変わって、お天気続きでこんな記録を作っていました!さぞ土埃まみれで大変かと思いきや、今の機械は快適な運転席で土埃もシャットアウト出来ます。113年前はどれだけ土埃まみれだったことか。 田んぼの高低差を直してます 肥料散布してます

肥料散布 〜今年の試み〜

500kg入りの袋が1・2・3… タイヤがつぶれそう〜 昨年までは20?入りの肥料を一袋ずつ開けての作業でしたが、効率アップのために500?入る大きな袋でしかもリフトで吊り上げバサッと。

好天に恵まれますように

五月十六日から始まった今年の田植え。田んぼには神様がいると伝えられ初日には日本酒、赤飯、一粒が万倍になるように鰊(数の子のように)を備えて豊作を祈願します。今ではこの習わしを目にすることも少なくなってきました。エルニーニョの影響で冷夏にな…

陽気に誘われワクワク?種蒔き?

春作業のはじまり

先ずは冬期間、農機具の格納庫や資材置き場になっていた育苗ハウスの片付けから。 この地域は風が強く、雪は飛ばされてしまうので雪融けは早く、ご覧のように積雪ゼロ。 ハウスは時としてトラックの車庫にも。タイヤのわだちであちらこちらデコボコ。穴埋め…

百姓の技の見せ所 ◇農機具整備、型枠大工、オペレーター◇

稲刈り前の仕事が又ひとつ。ついこの前までコンバインの整備をしていたと思ったら、9月に入り今度は型枠大工さんです。刈り取ったモミを乾燥機で乾燥させますが、排気ダクトから出る埃は半端じゃありません。近くの駐車場に停めた私の車は退社時には黒がシ…

台風18号

私どもの田んぼは幸い被害はなし ] 岩木川の土手下の田んぼはスッポリ水の中 農道も半壊。道路下の大豆は冠水(我が家)

稲刈り開始 今年も稔りの秋に感謝して

「シーズン最初の作業に入るときはやっぱり緊張します」と三上くん。畦ぎりぎりで稲の刈り残しのないように気配りをしながら、いつになく真面目な顔。今年は試運転を兼ねながら昨年よりも4日ほど早い14日から始めました。

アレロパシー Allelopathy

ある植物が他の植物の生長を抑える物質を放出して寄せ付けない。 いわば天然抑制効果ともいえます。 この田んぼは全体に除草剤を散布しました。稲を植えたところに雑草は見当たりませんが、機械のUターン場所として稲を植えなかった所はご覧のように一面の…