自然の恵みに後押しされた一年

 青森県産米は「青天の霹靂」が話題を独占しましたが、作付けが出来ない地域という厳しい自然環境の中で、青天の霹靂を超える食味の米を作ろう!の意気込みで始まった27年産の米作りでした。長年続けてきた土づくりで土も肥え、加えて天候にも恵まれたお陰で、粒のそろい・食味共に青天の霹靂以上との評価を頂いております。皆さんはどんな感想をお持ちでしょうか? お米にとって大事なことは「いつものご飯が食べたい」と思ってもらえることです。日常的に食べて貰えなければ品種として生き残れない。食べ続けて貰うための「なにげなくうまい」を大切に皆さんの顔を思い浮かべながら来年も丹精込めて米作りを頑張ります。


丹誠込めたお米の味くらべ

麻布十番に、津軽の米農家集結


農業を取り巻く情勢は厳しさを増すばかり。手探りでも前に進むしかない若手農家に呼びかけ、先ずは消費者との交流から。そこから何かを見い出して欲しいと、長年暖めていた私の思いが実現しました。農作業の合間を見ては打合せを重ねてきました。

麻布に来てまで稲を束ねようとは…。腰の具合が良くないのかな!?山内さん!


10人の農家のご飯を次から次へと試食をして、「粘り」「香り」「甘さ」「色つや」と順番に評価していきます。

参加して下さった42人は皆さんは、真剣に最後までしっかりと食べて下さいました。

それぞれ「粘り王」「香り王子」「甘さ姫」「色艶イケメン」のベスト3が発表されました。

ここだけの話ですが私どもの「つがるロマン」は「香り」を除いて全てベスト3に入っていました!!