「一種(いちたね)二肥(にごえ)三作(さんつくり)」を肝に銘じて!!

何やってるんですか〜?


暴風で倒壊したハウスの補修から春の仕事を始めました。自前で何でもやってしまう我が社のスタッフです。「百姓」とは百の仕事をこなせる人の意味もあると聞きます。皆さんどこでこんな仕事を覚えたのかフシギ!


助っ人登場(育苗器)


種を播いた後、箱ごと加温・加湿して発芽を促進します。農薬・化学肥料不使用の場合、発芽が難しいことから導入したのですが、春の遅い今年は思わぬ活躍! ちなみにお値段は900,000 円だそうで。


カバーをめくると・・・


そこには種まきを終えた苗箱が積まれていました。中は室温が30 〜 32℃というぬくぬく状態になり、ここで1,500 枚の苗箱は48 時間を過ごします。


出た出た出た!


育苗器で、まる2日経過すると、ご覧のように芽が顔を出してきます。
どなたでもこれを間近に見たら「可愛い〜。」と思うこと間違いなしです。


シルバーポリの中でもう一休み


今までですと播種したらすぐにハウスで10日ほどシルバーポリで覆い、芽の出そろうのを待ちますが、今年は2〜3日ですみます。ここで1週間の短縮。


4/9播種


この春はなかなか暖かくならず、14 日も遅れて始まった播種作業ですが23 日でやっと終わりました。育苗器のおかげで、平年並みの生育といったところでしょうか。


何か変!


葉先が黄色になっているのは先週の霜被害。ハウスの中なのに低温に負ける「弱虫? 苗」もいるようです。でも新しい葉が出ると回復します。


水漏れ予防


プール育苗では水で苗を保温します。水が漏れてしまうと苗が裸になって風邪を引きます。水温を保つためのひと工夫で、プールの縁を高くしました。