2015-01-01から1年間の記事一覧

自然の恵みに後押しされた一年

青森県産米は「青天の霹靂」が話題を独占しましたが、作付けが出来ない地域という厳しい自然環境の中で、青天の霹靂を超える食味の米を作ろう!の意気込みで始まった27年産の米作りでした。長年続けてきた土づくりで土も肥え、加えて天候にも恵まれたお陰で…

大豆刈り取り

大豆刈り取り専用のコンバインです。前に付いている大きな車輪で刈り取り、お腹の中で叩くようにしてサヤから豆だけをはじき出すようになっているのだそうです。 何とも優れもので、ご覧のようにサヤ、茎と豆をきれいに分別します。素人目には稲用コンバイン…

今年も美味しいお米が出来ました

9月17日から始まった稲刈りでしたが、10月に入ると稲刈りに出ると雨に降られ、お天気が良い日はコンバインが故障したりで10月15日やっと終わりました。 出穂期の8月上旬から中旬の気温・日照時間は平年を上回って経過しました。登熟には気温の寒暖差が必要で…

稔りの秋

9月17日、稲刈りを始めた途端雨が降り、2日も続いてすっかり出鼻を挫かれちゃいました。 今年も齊藤さんがコンバインのオペレーターで藤本さんがサポート。作業しやすいように隅を鎌で手刈りしたりと、いつもながらの名コンビ。籾の黄化状況を見ながら適期…

田んぼの生きもの探検

水の上をスイスイ泳げる秘密は足の先に細かい毛がたくさん生えていて、その先から油のような物質が染み出ているからのようです。でもこんな小さい体で害虫を食べるなんてねえ。 1980年代あたりから野生のメダカが各地で減少し始め、1992年には絶滅危惧?類に…

好天に恵まれ草の生育も絶好調

農薬・化学肥料不使用の田んぼではお馴染みの「コナギ」。これでも歩行式除草機を2回掛けたんですけど・・株の中にはおじゃま虫のヒエも元気です。 土を攪拌しながら株元に寄せる、大豆の中耕培土作業。倒伏防止と雑草抑制効果のために行います。それと根元…

大豆の種蒔き

減反の大豆作付けは同じ場所で作り続けると「いや地」現象で土の微量要素が少なくなり、病害虫や雑草で手に負えなくなり減収となる、稲作にはない連作障害を起こします。(稲は用水を張って作るので連作障害はないのです。) 大豆から稲作に変えると、大豆が…

乾田直播→「かんでんじかまき」と読みます

麦や大豆と同様に、乾いた田んぼに直接種もみを播いていきます。この作業械一台で土を細かく砕いて整地し、種もみを蒔いて鎮圧していきます。この鎮圧が弱いと大事な毛管現象が起こらず、種子が乾いて発芽しません。毛管現象によって地下の水を吸い上げ、地…

田植え準備

明後日、5月15日からついに田植えが始まります。 それに合わせて、今日は準備を進めていました。 ハウスから大きく育った苗を運び、トラックにつけて田んぼへ行きます。ハウスで苗に水をあげていた藤本さんは、米作りで一番大変なことは何かと聞いたところ、…

5月に入り、大型連休も明けましたが、お米作りは毎日こつこつと作業を続けています。 直播きの作業は、6日の午前中でおわりました。 種籾を直接田んぼに撒く栽培方法です。 芽がちゃんと出るか、これから心配な日々が続きます。 こちらは無農薬栽培米です…

27年産米作りのスタート

「農薬を使わない種子消毒法」にはご覧のようなお風呂?を使います。温度とお湯に浸かっている時間が重要なので、タイマーとお知らせブザー、更にはこれでもかと回転灯まで点灯します。 品種毎に袋の色を変えています。袋に入れ過ぎは消毒効果の低下や発芽ム…

おはようございます。今日はあいにくの雨模様で肌寒いですが、ハウスの中では順調に苗が育ってきていました。 ハウスもたくさん並ぶと趣があるように感じられます。 このハウスの中には、4月8日に種を蒔き、4月11日にハウスの中にいれて育て始めた苗が並んで…

日差しが暖かい日が増え、段々と春らしくなってきました。 会社の外にはたくさんの鳩がやってきて、こぼれたお米を食べています。 鳩にも味がわかるのでしょうか…。 人が近づいて逃げていっても、屋根の上からじっと隙をうかがっているようです。今日もみん…