乾田直播→「かんでんじかまき」と読みます

 麦や大豆と同様に、乾いた田んぼに直接種もみを播いていきます。この作業械一台で土を細かく砕いて整地し、種もみを蒔いて鎮圧していきます。この鎮圧が弱いと大事な毛管現象が起こらず、種子が乾いて発芽しません。毛管現象によって地下の水を吸い上げ、地熱により発芽するのですが、更に1〜2cm深く播種すると土の中の温度が低いために発芽が遅れたり、出芽しなかったりします。
 播種の深さと鎮圧の強弱がとても重要になります。

播いたその後は

 直播き後の発芽状況はご覧のような感じです。土の中で水分と温度を確保し、早くお日様に会いたくて顔を出してくれたようです。
1mにおよそ67粒を播き、その半分の34粒が発芽すれば上出来です。
播いた種が全部発芽すれば密植状態になり、これまた大変な話しです。発芽率を見込んで播種してることになります。でも今年は深植が原因で発芽が遅れてるようです。

ちょっと一服のメニュー拝見

 田植機運転の齊藤さんは微糖の缶コーヒーだけ。藤本さんは炭酸好き。
女性陣はパンが中心で、お菓子は胸やけがするからダメとの事。
ちなみに、ケンミンSHOWでお馴染みのイギリストーストはやっぱり人気でした。