味むらの無いお米をお届け


田んぼ毎の食味を把握

 私どもでは稲刈り後に大事な仕事があります。同じ栽培方法で、同じ品種でも食味まで同じという訳にはいきません。まして地域の農家さんから仕入れた慣行栽培のお米なら尚更のことです。
 穀粒判別器で玄米の品質を、食味計では美味しさの目安を測定します。

 穀粒判別器では電子の目で玄米の外見の品質を正確に判断出来ます。未熟米、被害粒、死米、着色、胴割れなど。これらの混入割合はお米の等級に反映されます。

 食味計ではタンパク質、水分、アミロースを測定します。タンパク質は含有量の多い米は栄養的には好ましいと考えられますが、食味の観点からは炊飯時の吸水を阻害し、硬くて粘りが少なく食味は低下します。「青天の霹靂」では6.4%以下の基準を設けています。
水分は14.5〜16.0%の範囲内。

 アミロースは粘りを表し、数値の小さい方が粘りがあります。タンパク質もアミロースも品種、土壌、気候によって変化します。ただ、タンパク質だけは施肥にも影響されます。